ロハスの思考

ベストセラー『生物と無生物のあいだ』の著者・福岡伸一氏が、科学者の視点から「ロハス」を分析。身近な事象をあげながら、ロハスの本質を楽しくわかりやすく解説、提案します。

「ロハスとは、ある種の思想革命である」と説く福岡氏。その真意と実情を、名文家としても知られる氏が、食や健康、狂牛病問題をはじめとするさまざまな最新ニュースを交えながら、原子レベルで考察していきます。

これまでわたくしたちを支配していたファストフードという名の加速、あるいはグローバリゼーションという名の均質化に対するパラダイムシフト——それが「ロハス」であり、その思想とそこから生まれる行動が、単なる一過性のブームではないことをこの本は示しています。

音楽家の坂本龍一、チェリストのヨーヨー・マ、作家の田中康夫、映画監督のモーガン・スパーロック、アース・ポリシー研究所のレスター・ブラウンなど、国内外の著名人との豪華対談も集録。「ロハスって何?」という方から、「ロハスの真意をより深く知りたい」という方まで、読者それぞれに、発見と納得、満足が必ず見つかる名著です。


新書: 253ページ

出版社: 木楽舎 (2006/6/1)

ISBN-10: 4907818718

ISBN-13: 978-4907818715

発売日: 2006/6/1



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