本書の目次
はじめに
1 生命とは何か? 福岡伸一先生 生物学
「お変わりありませんね」は、お変わりありまくり
昆虫の謎に取りつかれた少年、2度の挫折を経験する
ルリボシカミキリの「青」に恋をした
虫がダメなら遺伝子だ!
ジグソーパズルのピースは、こっそり交換されている
毎日「私」を捨てて、新しい「私」になる
どんなに片づけても散らかるし、熱烈な恋もやがて冷める
選手を入れ替えても「阪神タイガース」は続く
新入生が入っても、部活の伝統は変わらない
法隆寺と伊勢神宮、どちらが生命っぽい?
ゆるゆる、やわやわで持続可能にしよう
去年の自分、昨日の自分にとらわれるな
必要だったのは、あの2度の挫折
自分が自分であることに、こだわりすぎなくていい
もっと究めるための3冊
2 日本人はどこから来て、どこへ向かうのか? 篠田謙一先生 自然人類学
「なんとなく理科系」の少年が、人類のルーツを追うまで
なりゆき任せで化石を掘り、なりゆき任せで人体解剖も
科学技術は有害!? 害のない学問はどれだ
「人手不足なので医学部の教員をしてくれ」
最先端のDNA解析技術で、最古の人類が明らかに!?
骨ではわからないことに「DNA」で挑む
DNA解析で、教科書の内容が書き換わるかも!
DNAは人類の足跡が書かれた、壮大な「歴史書」だ!
遺伝子が明らかにした縄文人の顔
「体の設計図」からルーツを導き出す
人生を豊かにする鍵は予測不能を楽しむこと
アフリカから出て混じり合い、シャッフルされた人類のその先
「何のために生きるか」なんて、わかる?
間違うことは人類の本質である
もっと究めるための3冊
3 ロボットは「心」を持つことができるか? 柴田正良先生 現代哲学
人間と共に生きるロボットには「心」がなくちゃ!
誰も正体を知らない「心」を哲学で考える
人間以外のものの中に心をつくれる?
お掃除ロボから「家族ロボ」へ
宇宙人と一緒に生活するとしたら?
タマネギの皮をむくように哲学をしよう
「えっ! 俺卒業できるの!?」
最先端の問題を哲学で解く!
「知りたい、つくりたい」は止められない
私たちの未来は科学で解明できない問題で山積み
心だって物質的なもののはずなのに……
ロボットが自分で責任を取れるか
軽く視点を変えてみることが、哲学の始まり
あなたの「白」は私の白と違うかも
ロボットとの共生のあり方を考えよう
もっと究めるための3冊
単行本: 103ページ
出版社: ポプラ社 (2020/3/17)
言語: 日本語
ISBN-10: 4591165787
ISBN-13: 978-4591165782
発売日: 2020/3/17
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