動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか

『生物と無生物のあいだ』の福岡伸一、待望の最新刊。「時間どろぼうの正体」「太らない食べ方」「生命は時計仕掛けか?」「病原体とヒトのいたちごっこ」「アンチ・アンチエイジング」ほか10年におよぶ画期的論考の決定版!

哲学する分子生物学者が問う「命の不思議」

生物を構成する分子は日々入れ替わっている。

私たちは「私たちが食べたもの」にすぎない。

すべての生物は分子の「流れ」の中の「淀み」なのである。

しかし、その肉体、タンパク質の集合体に、なぜ「いのち」が宿るのか。

遺伝子工学、最先端医学は生物を機械のように捉えていないか。

生命の「背景」にある「時間」を忘れていないか。

いったい、生命とは何なのか。哲学する分子生物学者が永遠の命題に挑む!



単行本: 256ページ

出版社: 木楽舎 (2009/2/17)

言語: 日本語

ISBN-10: 4863240120

ISBN-13: 978-4863240124

発売日: 2009/2/17



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